今回紹介するのは、原田さんのアフィリエイト体験談です。

 

原田さんは、早期退職を期にアフィリエイトを始めました。

 

これは、とても勇気のいることだと思います。

 

定年退職とは違い、まだ一般職で働く選択肢があったからです。

 

それでもアフィリエイトを選んだ勇気に私は尊敬の念を抱き、コンサルを担当させていただきました。

 

目次

早期退職でアフィリエイトに挑戦したことは自分でも無謀だと思った(男性・50代)

皆さん、はじめまして。原田と申します。

 

私は世間一般でいうなら仕事人間でございます。地方のこじんまりとした企業のセールスマンでしたが、バリバリやらせてもらいました。とても充実していましたし、今でいうブラック企業だとも思うような世代ではなかったので、ただただ一途に仕事に打ち込んで参りました。

 

「サービス残業は日本の美学だ」なんてことを先輩に教えてもらい、それを新卒から信じて邁進してきたわけです。

 

そんな私に人事部が見せてきた一枚の紙っ切れが早期退職の手続きだったのです。

 

早期退職といえば聞こえはいいですが、体のいいリストラ勧告です。早期退職の理由をオブラートに仰っていましたが、分かりやすい言葉でいえば企業からいらなくなったのです。

 

私はそれが本当に辛かった。今まで企業に対して文句1つ口にしたことはありませんし、生きがいのように勤めさせていただいたはずです。

 

しかしながら、企業のほうはそうとは思っていなかったようです。

 

次の日から、何もしない生活が始まりました。習慣付いてしまった4時30分に起床し、ただぼーっと新聞を隅から隅まで読み終える。7時に起きてきた高校生の娘が付けたテレビをぼーっと眺めて一緒に食事をし、8時に出ていく娘を見送る……。

 

仕事人間から仕事を取り上げたら何も残りません。その仕事を見つけるためにハローワークへと足を運びましたが、年齢という壁が私を仕事から遠ざけてしまいます。

 

書類審査だけで落とされ続けて早1ヵ月、私はハローワークに行く気力すら失いつつありました。

 

仕事がしたいのにできない憤り、周りから無職だと思われている羞恥心……。そのせいで、家から出るのも嫌になってしまいました。ひと昔前までは「引きこもりの奴の気持ちが分からない」と思っていましたが、今なら分かるような気さえ芽生えていたのです。

 

アフィリエイトを始めようと思ったきっかけは何ですか?

早期退職で人生の挫折に苦しんでいた私に、妻はずいぶんと心配していたようです。私の知らないところで色々と仕事を探してくれたり、私の年齢でもできそうなものを調べていたようです。

 

ただ、妻は少し天然のような部分もあるもので、私に持ってきた話がネットビジネスだったわけです。

 

「向井さんの息子さん知ってるでしょ?最近、アフィリエイトっていうので稼いでるみたい」

 

なんでも、アフィリエイトを教えてくれる先生がいるようで、その方に教えてもらって結果が出たのだと聞きました。こんな地方にもネットビジネスを教える先生がいることに驚き、少しだけ興味を持ちました。

 

けれども、「50代で勤められる仕事じゃないだろうなあ」と思ったのが正直な話です。

 

なので私は「へえ、そんな仕事もあるんだな、本当にできたら面白そうだなあ」とごまかしたのです。

 

ところが、天然の妻はそれを了承の意味だと勘違いしてしまい、向井さんからその先生の連絡先を聞いてしまったのです。これが、早期退職の私がアフィリエイトと出会うきっかけとなりました。

 

講師ケイのコンサルを受けた感想を教えてください

連絡を取ってしまった以上、会わないのは失礼だと思い、私はその先生を自宅に招きました。

 

そこに現れたのがケイさんでした。

 

ネットビジネスで生計を立てている方なので、勝手な印象で暗い人が来るのかと思いきや、セールスをやらせると簡単にノルマを達成できそうな、人当たりの良いニコニコした表情をする方で本当に驚きました。

 

話をしていても、特に会話が詰まることもないですし、一緒に同席していた妻も楽しそうにお喋りをしていました。なので、私はますますもったいないと思ってしまったのです。

 

「その性格なら、営業マンのほうが合ってそうですね。ネットビジネスなら、あんまりコミュニケーション能力って必要ないでしょう

 

私は笑いながらそう尋ねると、ケイさんはこう答えてくれました。

 

「ネットビジネスの種類にもよりますが、アフィリエイトでは必要不可欠なスキルです。想像してみてください。ブログをお店に置き換えた時、そのブログに訪れてくれたインターネットユーザーは顧客です。現実のお店なら、営業マンがセールストークで成約に結び付けることができますが、ネット上だとそうはいきません。ブログの場合は、たくさんのセールストークの中から、もっとも顧客に響くものを選ぶ必要があります。つまり、人の気持ちが分からなければ、文章だけで成約させることは不可能です

 

その話を聞いた瞬間、私はアフィリエイトに興味が湧きました。セールスマンとして生きてきた私にとって、新たな生きがいが見つかったと感じたからです。

 

そして、セールスマンの直感として、ケイさんの実力は本物だと見抜きました。

 

きっと、ケイさんが例え話に『セールストーク』という単語を使ったのは、私がセールスマンの仕事をしていた話を喋ったからです。人を惹きつけるセールストークが上手い、と率直に感じました。

 

『この人からアフィリエイトを学べば、文章だけでも人の心を動かせるセールストークが書ける』

 

そう思ったからこそ、私はケイさんのコンサルに参加することにしたのです。

 

思った通り、ケイさんは教えることが上手な方でした。分からないところは、その理由までしっかりと教えてくれるので理解しやすかったです。

 

ケイさんのコンサルで印象に残ったのは、「インターネットユーザーに喜ばれることを常に考えてください」という言葉でした。

 

これは営業にも通じるところがあり、顧客に喜んでもらえるものでなければ絶対にモノは売れません。それは、アフィリエイトでも同じだと感じました。

 

アフィリエイトを実践してみてどうでしたか?

外回りばかりをしてきた私にとって、1日中パソコンで作業するのは大変でした。

 

けれども、ブログに訪れてくれた方からコメントを貰ったときは、自分を必要としてくれる人が日本のどこかにいることを感じ、とても嬉しくなりました。

 

テレビをつければ、ネット社会の悪いニュースしか流れていませんが、アフィリエイトは誰かのためにブログを作成することで、その人の悩みを解決することができます。

 

顔が見えなくても、人との繋がりが見えるアフィリエイトは面白いと思いました。

 

アフィリエイトで結果が出せたときはどんな気持ちでしたか?

実際にまとまった収益が出たときは、思わず涙が出ました。

 

企業から必要とされなくても、日本のどこかにいる方の悩みを解決できる商材を紹介することで報酬が得られるアフィリエイトは、とても素晴らしい職業だと実感しました。

 

今まで培ってきたセールストークがこんな形で役立つとは、思いもしませんでした。これからも、悩みを抱えた方の手助けとなるブログを作成し、その方々の救いとなるアフィリエイターになりたいと考えています。

 

私に新たな生きがいを与えてくれたケイさんには感謝しかありません。本当にありがとうございました。

 

原田さんのコンサルを終えてみて

事前に、原田さんがセールスマンをやられていたという話を聞いたとき、「この方にアフィリエイトを教えたら、すぐに成功するだろうな」という印象はありました。

 

ただ、それと同時にアフィリエイトを教えるべきかどうかという迷いもありました。

 

文中ではセールストークという単語を使っていましたが、アフィリエイトでいうとそれはコピーライティングのことです。

 

コピーライティングは書き方次第で、人を感情的にし、衝動的にさせることができます。

 

つまり、悪用してしまえば、なんの価値もない商材を買わせることもできるのです。

 

まだお会いしていなかった原田さんがどんな性格なのか分からなかったため、その優れた才能を正しく導けるかという不安があったのです。

 

でも、その迷いは原田さんに出会ってすぐになくなりました。

 

原田さんは、セールスマンの鑑のような人でした。

 

顧客を喜ばすモノしか提供せず、満足がいく商材が手元になければ、新たなモノを探して来るような方です。

 

だからこそ、私は知り得るすべてのコピーライティングを解説し、原田さんをプロのアフィリエイターに導くことにしたのです。

 

原田さんが何度も口にしていた『日本のどこかにいる方のため』というのは、私が教えているノウハウに通じるところがあります。

 

例え、多くの人が必要としていなくても、日本のどこかにあなたのWebサイトを必要としてくれるインターネットユーザーは存在します

 

その人のためだけに記事を書けば、必ずアフィリエイトで結果を出すことができます。

 

1日100人しか訪れないブログでも、その中の5人が2万円の商材を購入すれば、月10万円になるからです。

 

原田さんと出会って、久しぶりにそのことを痛感しました。

 

原田さんもまた、たった1人のために書いた記事がどんどん広がり、たくさんのインターネットユーザーを呼び込むきっかけになりました。

 

アフィリエイトの成功とは、日本のどこかにいるたった1人のインターネットユーザーを喜ばすところからスタートするのです。