アフィリエイトを実践していると、様々な専門用語を目の当たりにします。
例えば、A8.netを使っていると、レポートに『インプレッション』という項目が表示されています。
この『インプレッション数』とは、何を意味する言葉なのかを紹介します。
また、『インプレッション数』と『クリック数』との違いについても触れておきます。
目次
インプレッション数とは?
アフィリエイトにおける『インプレッション数』とは、アフィリエイトの広告が表示された回数を意味します。
例えば、記事にA8.netのアフィリエイト広告を3つ貼り付けたとします。
もし、この記事をインターネットユーザーが閲覧したら、この時の『インプレッション数』は3となります。
ただし、アフィリエイト広告が表示されていない場合は記事を閲覧していてもカウントされません。
どういうことかと言うと、記事をクリックすると必ず読み込む時間が発生します。
高性能のパソコンなら読み込み時間は短くなりますが、大抵は電波の影響で1秒前後はかかるものです。
この最中に、ユーザーの都合で記事を読むのをやめて離れてしまうと、広告が表示されないまま記事を閉じることになります。
そのため、『インプレッション数』はカウントされないのです。
クリック数との違い
『クリック数』の仕組みのほうが分かりやすいと思います。
『クリック数』とは、アフィリエイト広告をクリックした回数を指します。
記事に貼り付けたアフィリエイト広告をユーザーがクリックした回数分、『クリック数』として表示されます。
こちらの場合は『インプレッション数』と違い、記事が読み込まれたあとに表示されたアフィリエイト広告をクリックするため、この『クリック数』は限りなく正しい数値となります。
さて、こうして『インプレッション数』と『クリック数』の仕組みを理解すると、アフィリエイト初心者はある疑問が浮かぶと思います。
それは、「『インプレッション数』の表示って必要なの?」という疑問です。
確かに『クリック数』が分かれば、ユーザーがアフィリエイト広告に興味を示した材料として判断することができます。
しかし、ユーザーがアフィリエイト広告に興味を示さなかった判断基準としては使うことができません。
その判断基準は、『インプレッション数』が高いのに『クリック数』が低いときです。
このように、『インプレッション数』を知ることで、ユーザーがアフィリエイト広告に興味を示さなかったことが分かるようになるのです。
その場合は広告を変えたり、広告に見合う記事内容に直す必要があると判断することができます。
A8のインプレッション数は自分もカウントされる?
さて、『インプレッション数』で気になるのが、「自分が閲覧してもカウントされるのか?」という点ですね。
とくに、A8.netの『インプレッション数』が異常に高いときがありますね。
これは正論であり、自分が記事を閲覧しても『インプレッション数』は上昇します。
記事を投稿するために、何度も読み返してしまうことがありますが、それらの回数もしっかりと『インプレッション数』としてカウントされてしまいます。
なお、『クリック数』も同じくカウントされてしまうので、正確なデータを取りたい方はクリックしないようが良いです。
そもそも、プログラムによっては広告の自己クリックが禁止されているため、無暗にクリックすると違反行為になるので注意しましょう。
インプレッション数がゼロの場合
A8.netのレポートでは、ときに奇妙な表示になっていることがあります。
それは、『インプレッション数』がゼロなのに『クリック数』が存在していることです。
つまり、記事を閲覧して広告をクリックしているのに、広告の表示回数である『インプレッション数』が0(ゼロ)のままの状態なのです。
これを見たアフィリエイト初心者は「ひょっとして広告を貼り間違えてる?」「この状態だと成果報酬にならない?」といった悩みを抱えるようです。
でも、安心してください。これは広告を貼り間違えているわけではないので、ユーザーが広告の商材を購入したら、ちゃんと成果報酬として表示されます。
では、何故『インプレッション数』が表示されないのかというと、主な原因は『インプレッション数』をカウントされるコードが広告コードから抜けているからです。
これは、『フリー素材』を使ってアフィリエイト広告を表示させるときに、よくありがちな現象となります。
他にも、キャッシュ機能が作動している場合にも『インプレッション数』がうまく作動しないようです。
インプレッション型アフィリエイト(PV報酬型広告)
有名なのはクリック型のアフィリエイト広告、成果報酬型のアフィリエイト広告ですが、世の中にはインプレッション型アフィリエイトという広告形態も存在します。
PVによって報酬が変動するため、『PV報酬型広告』とも呼ばれます。
つまり、閲覧してもらった回数が多ければ多いほど報酬が手に入るという夢のような広告となります。
インプレッション型の場合、ユーザーにしてもらう行動はただ記事を閲覧するだけなので、すぐに報酬が発生する広告形態なのです。
ただし、このインプレッション型アフィリエイトでまとまった収入を得るのは難しいです。
インプレッション型は、1000インプレッションで数百円が相場なので、この広告で成功するためには1日に2万PV以上は稼ぐブログを作り出す必要があります。
なので、アフィリエイト初心者には難しい広告形態といえるでしょう。
まとめ
『インプレッション数』とは、広告が表示された回数です。
この『インプレッション数』と『クリック数』を知ることで、ユーザーが記事を読んでも広告に興味を示さなかったことが分かります。
どうして広告に興味が持たれなかったのかを知ることができるため、記事の改善に努めることができます。
ときには、広告そのものを変えてしまうことを検討する必要もあるでしょう。
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