あなたがブログを収益化させる場合、プライバシーポリシーを設定しなければなりません。
プライバシーポリシーとは、インターネットユーザーから得た個人情報をどのように扱うかを示す規範です。
Webサイトを運営する立場の人間は設定しなければならない義務がありますので、必ずブログに表示させておきましょう。
目次
プライバシーポリシーが必要な理由
それでは、プライバシーポリシーが必要な理由について、もう少し詳しく紹介しておきます。
実は、インターネットの利用者は、知らず知らずのうちに個人情報をWebサイトの運営者に教えているのです。
ただし、この個人情報には氏名、電話番号、メールアドレス、住所などは含まれません。
むしろ、これらの情報が含まれたものを相手の許可なく抜き取るのは犯罪行為となります。
そうではなく、それぞれのパソコンにあるCookie情報を取得しています。
このCookieを利用することで、そのインターネットユーザーがどんなサイトを訪れているのか知ることができます。
つまり、その人がどんなものに興味があるのかを知ることができるため、その人に合った商品を提供できるようになり、成約に結び付きやすくなるわけです。
ただ、相手からすれば、こういった情報も個人情報であることには変わりありません。
なので、「このブログは、あなたの個人情報を目的以外には使用しません」と約束ごとを表示しておく必要があるのです。
これこそ、プライバシーポリシーを設置する理由となります。
ここで大事なのは、個人情報を利用することを相手にちゃんと伝えているということです。
この明記があれば、後々責められることはなくなります。
プライバシーポリシーの書き方
プライバシーポリシーを書く項目は、相手の個人情報を利用しているサービスによって増えていきます。
主なサービスといえば、『アドセンス』『グーグルアナリティクス(アクセス解析ツール)』『コメント』『Akismet』の4つとなります。
違うアクセス解析ツールを利用している場合もCookie情報を取得していると思いますので、必ず明記しておきましょう。
次に書き方ですが、企業のようにわざわざ難しく書く必要はありません。
プライバシーポリシーで大事なのは、相手に個人情報の取り扱いをしっかりと伝えることであるため、相手に伝われば問題ないからです。
ただし、人のプライバシーポリシーをそのままコピペするのは良くないので、自分の言葉で書きましょう。
さて、プライバシーポリシーで相手に伝えることは3つです。
『何を使っているのか』『どんなものなのか』『個人情報がどのように扱われるのか』……です。
では、アドセンス広告についてのプライバシーポリシーの一例を紹介します▼
『当ブログではGoogleアドセンスを使っており、ユーザーに興味がある商品を表示させるためにCookieを使用しています。それ以外の目的では利用いたしません』
これがもっとも簡単なプライバシーポリシーの書き方ですね。
また、Googleアドセンスには、このような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法が紹介されているため、そのページをリンクさせると良いでしょう。
こちらのページにリンクさせます▼
次に、グーグルアナリティクスについてのプライバシーポリシーの一例を紹介します▼
『当ブログでは、グーグルアナリティクスを使っており、ユーザーの傾向を知るためにCookieを使用しています。それ以外の目的では利用いたしません』
グーグルアナリティクスも情報を使用させない設定がありますので、こちらのページにリンクさせるようにしましょう▼
コメントとAkismetは、IPアドレスの記録についてのプライバシーポリシーを示す必要があります▼
『当ブログのコメントを利用すると、IPアドレスが記録されるようになっています。記録の目的は、スパムや荒らしの対策となります。それ以外の目的では利用いたしません。また、スパム対策として、Akismetのプラグインも導入しています。こちらも同様の目的でしか利用いたしません』
もちろん、Akismetのプラグインを利用していないのなら、Akismetについての明記は必要ありません。
まとめ
プライバシーポリシーがないブログは、秩序のあるWebサイトとは言いづらいです。
そのため、アドセンスの審査に通す場合も、プライバシーポリシーがあると評価してもらえると言われています。
プライバシーポリシーは運営者の義務と言えますので、しっかりと明記しておきましょう。
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