アフィリエイトにおけるコピーライティングとは、商材を売り込むための文章を指します。
つまり、コピーライティングの技術を磨くことができれば、アフィリエイト収入に結び付くのです。
しかし、コピーライティングと聞くだけで「なんだか難しそう」「うまく文章が書けないから無理」と思ってしまう方もいるようです。
実は、コピーライティングは誰でも簡単に書くことができます。何故なら、コピーライティングの例文はあなたが歩んできた人生の中にあるからです。
目次
コピーライティングの例文はあなたが歩んできた人生の中にある
目の前に好きな人がいたら、あなたはどんな言葉をかけるでしょうか?
きっと、たくさん迷うことでしょう。そして、考え抜いた言葉を投げかけるはずです。その言葉こそ、好きな人を振り向かせる言葉だと思ったからです。
その言葉で相手が振り向いてくれたら、あなたはその言葉が正しかったと理解します。逆に相手の気分を害してしまったら、その言葉は2度と使わないことでしょう。
出会いや別れがあり、数年後に今度は違う人を好きになったとします。きっとあなたは、数年前に好きな人を振り向かせた謳い文句で口説くはずです。
ところが、その人にその言葉は響きませんでした。あなたは試行錯誤を繰り返しても、まったく振り向いてもらえません。
そこで、ダメもとで数年前に好きな人の気分を害してしまった言葉を投げかけてみます。すると、その言葉には興味を示しました。あなたは理解します。この人の場合は、これが正解なのだと……。
こういった話は、誰の人生の中にも必ずあるはずです。これは、コピーライティングの例文としてそのまま使うことができる生きた体験だといえます。
コピーライティングは、何も難しくはありません。相手の気を惹く最善の言葉を見つけ出し、文章にするだけで良いのです。
つまり、人生経験が豊富な方やコミュニケーション能力が長けている方は、コピーライティングのノウハウを習わなくてもスラスラと書くことができるのです。
ただし、冒頭の例文にも記したように、相手によって気持ちを動かせる言葉は異なります。
インターネットユーザーの場合は顔色を窺うことができませんので、的外れの言葉を並べてしまうと何も言わずに去ってしまうため、どうしてダメだったのかも気づきにくいので、現実の会話に比べると難しい部分はあります。
でも、それはブログに用意するコンテンツを工夫することで解決できます。
例えば、ライバルを蹴落として好きな人と結ばれる手法をまとめたコンテンツを用意していると、そのブログに集まってくるのは恋愛に対して肉食のユーザーばかりとなります。ユーザーの属性が分かれば、あとは属性に合ったコピーライティングを用意すれば良いのです。
もちろん、コピーライティングの例文は、何も恋愛だけにあるわけではありません。
日常の中には、コピーライティングに役立つ様々な例文が溢れています。
嫌いな先輩に頼み事をされたとき、どんな言葉でやり過ごせば良いのか……。
上司に遅刻した理由を報告するとき、どんな言葉なら怒られないのか……。
店員に商品を値切るとき、どんな言葉なら納得させられるのか……。
あなたは人生の中で、知らぬ間にこういった場面に直面し、最善の言葉を選んでいるはずです。
その言葉を文章として書き起こすだけで、人を惹きつけるコピーライティングは成立するのです。
コピーライティングの基本的なテクニック
そうは言っても、基本的なコピーライティングのテクニックが知りたい方もいることでしょう。
そこで、誰でも簡単に人を惹きつけられるコピーライティングのテクニックを紹介します。
敵を作る
コピーライティングのテクニックの1つに、『敵を作る』というものがあります。
多くの人は、全てのインターネットユーザーが顧客になり得ると思っているようです。
でも、実際は少し違います。その可能性はありますが、限りなくゼロなのです。ほとんどのインターネットユーザーは、ブログに訪れても通り過ぎてしまいます。
そういったユーザーを振り向かせるには時間がかかるため、彼らのために時間を割くのは効率的ではありません。
だから、あえて『敵を作る』ことで、コアなユーザーだけをブログに残すことができるのです。
例えば、ライバルを蹴落として好きな人と結ばれる手法をまとめたコンテンツの記事に、「純愛好きはアニメのキャラクターに恋でもしていてください。それが嫌な人は、最高の手法を教えます」と書かれていたら、恋愛に真っすぐなユーザーは怒って出ていきます。
しかし、純愛では恋が成就しないと同感したインターネットユーザーだけは、そのブログに残ってくれるわけです。
相手に明るい未来を想像させる
収益に結び付かないコピーライティングは、だいたい同じ過ちを犯しています。
そういったコピーライティングは商材のPRだけで終わっており、相手に明るい未来を想像させていません。
大事なのは、インターネットユーザーにその商材の性能を教えることではなく、ユーザーがその商材を手にしたことでどういう未来が得られるのかをしっかりと見せる必要があるのです。
インターネットユーザーは、気分だけで検索窓に文字を入力しているわけではありません。
その検索窓に打ち込んだキーワードこそ、インターネットユーザーの悩みになります。
その悩みを解決するため、インターネットユーザーは自分に合った記事を探すのです。
だから、アフィリエイターはその解決策と一緒に、解決した明るい未来を教えてあげる必要があります。
ユーザーは悩みを解決した明るい未来が手にできる方法をインターネット検索で探しているからです。
相手に明るい未来を見せる王道のテクニックは体験談です。
体験談に商材の利用前と利用後を画像で紹介してあげると、相手に明るい未来をイメージしてもらいやすいため、商材に興味を示してくれるのです。
まとめ
「私の人生は、何もないつまらない人生だった」……という方がいます。
しかし、本当につまらない(なんの出来事もない)人生を送ってる人は誰一人いません。
何故なら、つまらないと思っている時点で、比較対象の出来事に憧れを抱きつつも、その現実に近づくことができなかったことを悲観しているからです。
大げさに言ってしまえば、「私の人生は、何もないつまらない人生だった」と思う原因となった絶望を知ってしまったから、悲観的な考えになっているわけです。
つまり、絶望を知っているなら、その絶望の救いとなる希望の言葉も知っているはずです。それをコピーライティングとして書き起こせば、相手を惹きつける文章を書くことができます。
人生経験が足りなくても、ドラマやアニメ、漫画や小説を読んでいるとき、胸が熱くなった台詞に出会ったことがあると思います。それもまた、コピーライティングの例文といえるでしょう。
あとは、自分の言葉に直すだけで、素敵なコピーライティングを書くことができます。
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