文章が得意な方、そうでない方がいます。
しかし、ブログの記事を書くことに文才は必要ありません。
正しい書き方を理解するだけで、誰でも簡単にアクセス数が増える記事を書くことができます。
目次
アクセス数が増えるトレンドブログの記事の書き方
アクセス数が増えない記事とは、グーグルの検索エンジンの仕組みを理解していない記事ということです。
つまり、SEO効果を念頭に入れた記事作成が求められるわけです。
ユーザーに伝わる言葉で書く
当たり前の話ですが、記事を読んでもらう相手はインターネットユーザーです。
そのため、日本人を対象としているなら、ブログの記事は日本語で書く必要があります。
「そんなの当たり前じゃん!」と思った方は、少し注意したほうが良いです。
相手に伝わらなかった言葉もまた、日本語だとは見なされません。
若者言葉や専門用語などを多用している文章は、人によっては読みづらいわけです。
誰かに記事を読んでもらわないとブログは評価されないため、まずは全年齢が分かりやすい文章を心がける必要があります。
なので、記事では敬語を使います。
また、誤字や脱字もゼロの記事を目指してください。
誤字や脱字があると、せっかく良いことを書いていても説得力がなくなってしまいます。
見出しを整える
ワードプレスの『投稿』→『新規追加』で文章を書くとき、左上にある『段落』をクリックすると見出しが表示されます。
これは、必ず設定してください。
現在、閲覧してもらっている記事内だと、『アクセス数が増えるブログの記事の書き方』と『まとめ』が見出し3、その他が見出し4を使っています。
見出し3まではSEO効果があると言われていますので、ここに検索されたいキーワードを入れておきます。
サブタイトルには見出し3、そのサブタイトルを詳しく段落分けする場合は見出し4を使います。もっと細かくするなら、見出し5も使って良いです。
なお、見出しの正しいつけ方と配置を覚えることで、インターネットユーザーの興味を惹く記事を書くことができます。
見出しの付け方と配置は、こちらで紹介しています▼
見出しの付け方と配置について!キーワードを並べてユーザーの興味を惹く
タイトルのキーワードを選定する
トレンドブログであれ、特化型ブログであれ、記事を書いてもアクセス数が集まらない最大の理由は、記事タイトルで使っているキーワードが間違っていることです。
もしくは、記事タイトルの付け方が間違っていることも考えられます。
何故、記事タイトルの付け方が重要かというと、グーグルの検索エンジンは記事タイトルを見て、何について書かれた記事かを判断しているからです。
つまり、【リンゴの正しい切り方】という記事タイトルを付けたら、グーグルの検索エンジンは「この記事はリンゴについて書かれた記事だ」と判断するのです。
この場合、記事のメインキーワードは『リンゴ』ということになります。タイトルの1番最初にくる単語がメインキーワードになるからです。
なので、メインキーワードにしたい単語を1番最初に使います。
では、ここで『広瀬すず』というキーワードを使う場合の成功例と失敗例の記事タイトルを紹介します。
失敗例【可愛い広瀬すずの髪型を美容室でオーダーするときに失敗しない方法は?】
成功例【広瀬すずの髪型を美容室でオーダーするときに失敗しない方法は?】
失敗例だと、『可愛い』という単語がメインキーワードになってしまうわけです。
なので、『広瀬すず』というキーワードでアクセス数を増やしたいのなら、記事タイトルの1番最初に使いましょう。
ただし、ここで1つ注意があります。
何故、この例題で『広瀬すず』というキーワードを取り上げたかというと、テレビを見ている方なら誰でも知っている大人気女優だからです。
つまり、このキーワードは検索ボリュームが非常に高い『ビックキーワード』となります。
『ビックキーワード』を使った記事が検索ランキングで1位になれば、あなたのブログは月20万以上の収益が約束されます。
ただ、『ビックキーワード』は他のアフィリエイターたちも目をつけているキーワードでもあります。つまり、ライバルが多いわけです。
そのため、もしあなたのブログが1週間も経っていない(グーグルの検索エンジンに評価されてない)状態なら、いくら『ビックキーワード』を使っても上位検索されることはありません。
『ビックキーワード』を使って上位検索されるのは、グーグルの検索エンジンに評価されているブログ(運用期間が長い、多くのユーザーが訪れる)だけです。
なので、ブログが評価されていない1ヵ月間は『スモールキーワード』を狙うと良いです。
『スモールキーワード』とは、メインキーワードに関連キーワードを加えて検索するキーワードのことです。
例えば、さきほどの『広瀬すず』であれば、『広瀬すず ちはやふる ロケ地』と検索窓に入力した場合、これが『スモールキーワード』となります。
『広瀬すず』と検索する人よりも、『広瀬すず ちはやふる ロケ地』と検索する人のほうが少ないので、ここを検索してくれるユーザーを狙うわけです。
なので、記事タイトルを付けるなら、【広瀬すずの主演映画『ちはやふる』のロケ地はどこ?】となります。
ただ、さきほどの正しい記事タイトルの付け方を覚えた方は、【広瀬すずちはやふるロケ地は?】のほうが良いと思ってしまいがちです。
実は、このように書いたら逆効果となります。何故なら、日本として読みづらいからです。
インターネットユーザーは、検索結果として表示された記事タイトルの中から読みたいものを選ぶわけですが、日本語として読みづらい記事タイトルを選ぶわけがないのです。
そもそも、文章として成立した記事タイトルでなければ、グーグルの検索エンジンに正しく評価されないとも言われています。
なので、『スモールキーワード』で記事タイトルを付ける場合は、日本語になるように心がける必要があるのです。
ただし、ここでも注意があります。
『広瀬すず』を使った『スモールキーワード』もまた、ライバルたちに目を付けられやすいキーワードなのです。
すでに1日のPV(アクセス数)が500~1000を超えてきたら、こういった人気の『スモールキーワード』でも上位表示を狙えるのですが、始めのうちはなかなか上位に食い込めない場合があります。
なので、トレンドブログの作り立ての頃は、検索ボリュームの小さいメインキーワードを選びます。
芸能人なら『広瀬すず』ではなく、最近、芸能界に顔を出すようになった新人を選ぶと良いです。
そうすることで、『スモールキーワード』では確実にアクセスを増やすことができますし、そこでまとまったアクセス数が集まれば、メインキーワードだけでもアクセスを増やすことができるようになります。
最終的には、『ビックキーワード』でも勝負ができるブログとなるのです。
なお、ここで説明したのは、流行りものの記事を追いかけるトレンドブログの話ですが、テーマを決めて運用するパワーブログの場合は『ビックキーワード』を狙っても問題はありません。
つまり、ブログのタイトルが『FX初心者講座』なら、『FX』のメインキーワードだけを追いかければ良いのです。
最後に、記事タイトルは34字以内にまとめるとスッキリ見えます。
もしくは、前後25字で構成された50字以内のタイトルも良いですが、まずは34字以内を目指すと良いでしょう。
記事タイトルの付け方をまとめると、以下の通りになります。
- 『記事タイトルはキーワード選定が重要』
- 『メインキーワードにしたい単語を1番左に持ってくる』
- 『ビックキーワードより、関連キーワードを含めたスモールキーワードを狙う』
- 『メインキーワードは、ブログのアクセス数を考慮して選定する必要がある』
- 『記事タイトルは34字以内にまとめる』
もっとキーワード選定について詳しく知りたい方は、こちらもお読みください▼
トレンドブログのキーワード選定のコツは?PVが増加する正しいやり方
記事の本文(内容)
書いた記事がアクセスを集めるということは、他のトレンドブログの記事よりも優れていることを意味します。
なので、記事本文は他のトレンドブログよりも有益なコンテンツでなければなりません。
つまり、コピペはNGです。グーグルの検索エンジンは、そういった記事を確実に弾きます。
次に、他のブログと似たような内容も低品質コンテンツといえるでしょう。
たまに、ウィキペディアに書かれた内容をまとめただけの記事を目にしますが、インターネットユーザーの多くはウィキペディアを閲覧したあとに、もっと詳しく知りたいから他のブログに訪れようとします。
そこで同じことが書かれたブログに出くわしても、最後まで見る気にはならないでしょう。
ブログは最後まで見てもらわないと、アフィリエイターの収入である広告をクリックしてもらえませんし、ブログの評価にも繋がりません。
なので、記事本文はインターネットユーザーが求めている情報を掲載する必要があります。
例えば、『新宿 グルメ』と検索してインターネットユーザーがブログにやってきた場合、あなたは新宿にあるオススメのグルメを詳しく紹介しなければなりません。
その内容は、大手グルメサイト『食べログ』よりも詳しい情報か、もしくは『食べログ』には掲載されていないお店の情報が望ましいわけです。
字数は、基本的には1500文字です。
何故、1500字かというと、多くのアフィリエイターは自分たちのサイトで1000字を推奨しているからです。
実は、グーグルの検索ランキングで上位に選ばれる要素として文字数が関係していると言われています。
そのため、ライバルのトレンド記事よりも字数が多いほうが上位に上がりやすいのです。
ただし、それよりも評価されるのはブログの運営期間、ブログ全体のアクセス数や記事が読まれている時間です。
まだ日が浅いブログは、ちょっとの文字数で勝っても評価されることはありません。
なので、ライバルの記事よりもできるだけ文字数が多くなるように書く必要があります。
文字数が多いと、必然的に読まれる時間も増えますので、そういった記事が多いブログは日を追うごとに評価されていくのです。
最後に、狙ったキーワードは本文で何度も使ってください。
そうすることで、「これは〇〇について書かれた記事だ」とグーグルの検索エンジンに認識してもらいやすくなります。
記事本文の書き方をまとめると、以下の通りになります。
- 『本文はインターネットユーザーが検索した内容を詳細に書く』
- 『1500字以上で書く』
- 『狙っているキーワードを本文で何でも使う』
この3つを押さえておけば、検索上位に入る記事を書くことができます。
関連記事を設置する
記事は、文章を書いて終わりではありません。
ブログの内部リンクを強化し、インターネットユーザーにブログ内を巡回してもらえるようにする必要があります。
何故、訪れてくれたインターネットユーザーにブログ内を巡回してもらう必要があるかというと、グーグルの検索エンジンに評価してもらえるのは2ページ目を閲覧された時だからです。
例えば、記事を1分間読んだインターネットユーザーが次の記事をクリックした場合、読まれていた記事は1分間の評価を得ることができます。
しかし、記事を1分間読んだインターネットユーザーがそのまま直帰してしまった場合、その記事は0分の扱いとなってしまうのです。
滞在時間もブログの評価となるため、必ず2ページ以上を読んでもらえる工夫が必要なのです。
その工夫こそ、内部リンクの強化となります。
例えば、『新宿 グルメ』で検索した方は、『渋谷 グルメ』も興味があるかもしれません。
そこで『新宿 グルメ』について書かれた記事を読んだあと、『渋谷のオススメのグルメはやっぱり〇〇だった!』と書かれた記事があると読みたくなるわけです。
つまり、関連記事を設置しておくとブログ内を巡回してもらいやすくなります。
関連記事は、テキストリンクで本文に挿入するものと、プラグインを利用して使うものがあります。
テキストリンクとは、以下のようなものです▼
このリンクをクリックすると、ワードプレスに導入できるオススメのプラグインが書かれた記事に移動します。
さきほど、『関連記事はプラグインを利用して使うものがあります』……と説明しているので、「ここを見たら、そのプラグインも書かれているかな?」と思った方はクリックしてくれるわけです。
このように、本文の途中でテキストリンクを貼り付けるのも良いですし、記事の最後に貼り付けるのも効果的です。
テキストリンクの設定方法は、貼り付けたい文章を選択したあと、テキストリンクボタンをクリックしてURLを入れるだけです▼
カテゴリーやタグを設定する
カテゴリーやタグも、しっかりと設定しておきましょう。
これらは、記事がどこにあるかを整理するためのものですが、インターネットユーザーが利用しやすい工夫でもあります。
例えば、果物を扱っている記事が多くあるブログなら、果物の種類によってカテゴリーを作っていきます。
リンゴのことを書いているなら、『リンゴ』というカテゴリーを『新規カテゴリー追加』で作っておくわけです。
そして、そのリンゴの品種を『タグ』として設定します。
『ふじ』『おうりん』というタグを設定しておくと、『ふじ』だけを扱っている記事が一目で分かるようになるため、インターネットユーザーが利用しやすいのです。
ただし、タグは無暗に増やすものではありません。無駄なタグは低品質コンテンツと見なされ、ブログの評価が下がることもあります。
実は、タグを1つ設定すると、ブログ内のページが1つ増えるのです。
つまり、タグが1000あると1000ページができてしまうことになります。
1つのページに1つしかコンテンツがないものが1000もある……これでは、低品質コンテンツと言われても仕方がないのです。
リンゴの話なら、『ふじ』について書いている記事が少ない場合、わざわざタグを設定しなくても良いのです。(『その他の品種』のようにまとめるのも手です)
まとめ
正しい記事タイトルを付けて、適切な字数で良質な本文を書くことができれば、その記事は日を追うごとにアクセス数が増えていきます。
選んだキーワードによっては、最初は緩やかでもどんどん増えていくものもありますし、急激に伸びてすぐに下がってしまうものもあります。
キーワードの選び方でもアクセス数は変わってきますので、記事タイトルはアクセス数と直結する部分だと覚えておいてください。
また、文章の節目に適切な画像を貼り付けることも、インターネットユーザーをブログに滞在させるためには重要なことです。
ただし、画像を使うには気を付けるべきことがあります▼
画像の著作権はどこまで?ネットから拾ったものをブログで利用する注意点
今回の記事は、お役に立てましたか?
下部に質問を書き込めるコメント欄を設けていますので、疑問に思ったことや分からなかった部分があればお答えします。
記事内とはまったく関係のないアフィリエイトの質問でも構いませんので、ぜひお聞かせください。